暦とキリスト
西暦2000年が近づいている。
キリストが生誕してから2000年たったという意味である。
しかし、実際の生誕年は紀元前4年頃と言われているので、新しいミレニアム(千年紀)は、1996年頃から始まっている。
さて、反キリスト国家は、西暦を採用したがらない。
なぜならば、彼らはキリストを時間の主と認めていないからである。
ユダヤはユダヤ暦を採用している。
フランス革命においては、革命暦が採用された。
ソ連も最終的に西暦を採用したが、独自の暦を採用した。
ソ連において一週間は月曜日から始まる。
キリスト教国においては、復活の日=日曜日から一週間が始まる。
しかし、「この石(キリスト)の上に落ちるものは、こなごなに砕かれます。」と聖書にあるように、キリストに逆らう者は粉砕される。
フランス革命もロシア革命も粉砕された。
彼らはキリストに逆らって理想国家を建設しようとしたが、逆に血で血を洗う粛清国家になってしまった。
「神は、ねじまがった者にはねじまげる方」なのだ。
世界中が西暦を採用しているのは、キリストが世界の王であることの証左である。
西暦を採用しない国家は、西暦を採用するように変えられるだろう。
ユダヤ人はキリストを王としないために、2000年間祖国を失って放浪した。
聖書において、「民族の離散」は、その民族に対する神の刑罰をあらわしている。
今日ユダヤ人が祖国に帰還したのは、まぎれもない「神の回復」の象徴なのだ。
彼らは、物理的にだけではなく、霊的に神に立ちかえるだろう。
そのとき、彼らは西暦を採用するようになるだろう。