至福の第3千年紀
歴史はキリスト中心に進展している。
この証拠が、全世界がキリストを中心とした暦を使っていることである。
A.D.2,000年は、Anno Domini 2,000th year = 「主の2,000年目の年」という意味である。
すなわち、世界の王キリストが来臨してから世界が2,000年目の年を迎えたという意味なのだ。
2,000年は、第3千年紀(第3ミレニアム)の初めの年である。
憶測に過ぎないのだが、千年紀は、3度必要なのではないだろうか。
父、子、聖霊の三位一体からして、主の御国が2,000年で終わるということはないであろう。
アブラハムからキリストまでイスラエルは、2,000年間主の民として祝福を受けた。
異邦人は、キリストから2,000年間主の救いにあずかり、ユダヤ人は退けられてきた。
これで主の祝福は等しく異邦人にもユダヤ人にも与えられたということが言えるであろう。
そして、第3千年紀は、異邦人とユダヤ人の合体のときであり、教会がかつてなく完成された時代と見るべきではないだろうか。
事実、全世界においてユダヤ人にかつてないリバイバルが起こっている。
ミッションバラバの鈴木牧師が、クリントン大統領の朝祷会で、救われた証しをしたところ、その場に同席していたユダヤ教のラビが、突然泣き出して、「今日、私は、キリストと出会いました。」と告白したということである。
このような話しは今日かつてなく耳にする。
ユダヤ人の、しかも、ユダヤ教の人々が救いに入るときに、ユダヤ人の回復は本物になるだろう。
異邦人とユダヤ人がともに主を礼拝するときに、教会は本当の意味において完成する。
そのとき、世界は、かつてない繁栄の時代に入る。
この至福千年紀が第3千年紀から始まったと言えないだろうか。