「えべっさん」の福男となった「宣教師」

 

ある神社では、門から拝殿までの間を一番早く駆け抜けた人が、一年間福をつかむことができるとして、競争が恒例行事となっている。

TVで、昨年の福男にインタビューのマイクが向けられた。

「あなたは、一年間何かよいことがありましたか?」

「はい。念願だった宣教師になることができまして…。」

これを聞いてたまげてしまった。

もしかして、この人クリスチャン?

谷口さんが情報を提供してくださり、この福男は、クリスチャンであることが判明しました。
それも一度きりの挑戦ではない。

「福男はクリスチャン――商売繁盛の神様「えべっさん」の全国総本社、西宮神社(兵庫県西宮市)で10日、本殿参拝の一番乗りを競う「福男選び」が行われた。午前6時、大太鼓を合図に門が開くと、徹夜組を含む若者ら約1500人が約200メートル先の本殿に向け駆け出した。「一番福」の幸運をつかんだのは愛知県一宮市の宣教師吉田光一郎さん。「日本は平和で、キリスト教と神道が共存できており、神社にも親しみを感じている」と話した。」(スポニチ・アネックス 2002・1・10)

宣教師になるために、サタンに祈願しても、サタンの宣教師にしかなれないでしょう。

神社はキリストを主とは告白していません。キリストを主と告白しない霊は悪霊です。

「イエスを告白しない霊はどれ一つとして神から出たものではありません。それは反キリストの霊です。」(第1ヨハネ4・3)

しかも、この西宮神社(兵庫県西宮市)は、商売繁盛の神様「えべっさん」の全国総本社であり、コテコテのご利益宗教なのです。一体、こんな人間の欲望の権化とキリストといかなる関係があるというのでしょうか。

「キリストとベリアルとに、何の調和があるでしょう。信者と不信者とに、何のかかわりがあるでしょう。神の宮と偶像とに、何の一致があるでしょう。」(2コリント6・15-16)

また、この行事は、「本殿参拝の一番乗りを競う」ためのものであるため、この「クリスチャン」は、まぎれもなく「参拝者」なのです。

偶像を参拝する人間は、クリスチャンではありません。ましてや、宣教師になどなれるはずもありません。

「あなたがたは、正しくない者は神の国を相続できないことを、知らないのですか。だまされてはいけません。…偶像を礼拝する者…はみな、神の国を相続することができません。」(1コリント6・9-10)

キリスト教界から、こういったシンクレティスト(混交宗教化論者)を追い出す必要があります。

「不信者と、つり合わぬくびきをいっしょにつけてはいけません。正義と不法とに、どんなつながりがあるでしょう。光と暗やみとに、どんな交わりがあるでしょう。キリストとベリアルとに、何の調和があるでしょう。信者と不信者とに、何のかかわりがあるでしょう。神の宮と偶像とに、何の一致があるでしょう。…それゆえ、彼らの中から出て行き、彼らと分離せよ、と主は言われる。汚れたものに触れないようにせよ。そうすれば、わたしはあなたがたを受け入れ、わたしはあなたがたの父となり、あなたがたはわたしの息子、娘となる、と全能の主が言われる。」(2コリント6・14-18)

 

 

03/01/11

 

 

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