Q. ジョージ・ブッシュ大統領の好戦性の起源はキリスト教原理主義?
Q. ジョージ・ブッシュ大統領の好戦性は、キリスト教原理主義に原因があるのではないですか?
いいえ。
もしブッシュ大統領が聖書を無謬の神の言葉と信じているならば、武力によって覇権を取ろうとするはずがありません。なぜならば、キリストは、「剣を取る者は剣によって滅びる。剣をさやに収めなさい」と命じているからです。また彼は、文鮮明の統一教会から政治献金を受け取っており、聖書が命じる「神の敵と契約を結んではならない」という戒めに違反しております。彼はキリスト教原理主義者ではなく、そもそも、クリスチャンでもありません。
ジョージ・ブッシュ大統領の好戦的態度を支えているのは、アメリカン・エンタープライズ研究所( http://www.aei.org/ )や、ワシントン近東政策研究所http://www.washingtoninstitute.org/を牙城とする新保守主義(ネオコン)の政治理論です。
ネオコンの中心にいるのは、ポール・ウォルフォウィッツ国防副長官やチェイニー副大統領(前イスラエル系軍事研究所「国家安全保障問題ユダヤ研究所」(JINSA、 http://www.jinsa.org )顧問)であり、ネオコンの人々はイスラエルと密接な関係にあり、イスラエルを否定する政権(イラクのほかイラン、シリア、サウジアラビアなど)の転覆をもくろんでいます(http://www.thenation.com/doc.mhtml?i=20020902
03/04/20