無神学の教会?
よく、「我々の教会は、どの神学にも属さず純粋に御言葉を求める教会である。」という声を耳にする。
しかし、「神学」とは、純粋に御言葉を求めるために専門家が研究して作り上げられているものだ。
もちろん、世俗哲学を取り入れた神学もあるからすべてがそうであるとは言えない。
しかし、聖書信仰に立つ神学は存在し、長い研究の積み重ねがあるので、そういった積み重ねを無視することは、過去教会が経験した様々な失敗を繰り返すことを意味する。
学問は、神の国の発展の基礎である。
学問を無視し、教会史を学ばない教会やクリスチャンは、ひとりよがりの傲慢の罪を犯している。
彼らが騒いだとしても、単なるドンキホーテの雄叫びである。