キリスト教に対する誤解を正す
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日本よりも聖書の読者が多くいて、しかもその多くが価値判断>
が固まっていない子供の時代に与えられ、キリスト教の組織は>
充実していて、聖職者の人数が多く、政治的影響力が大きく、>
付随して発生するキャッシュフローも多分大きく、教会という>
ハードウェアは立派なものがたくさんある。それでいてその状>
態だ。こんな下地があっても「敬虔クリスチャン」なんてのは>
広まらない。>
アメリカ大統領を筆頭にそんなものイヤだからでしょう。>
だからそれより下地が弱くしかも犯罪の少ない日本に「敬虔>
クリスチャン」を広めよう、とは場違いですね。
日本は、民主主義を始めとして、資本主義、警察制度、社会全般の制度や技術、文化を独自に編み出したわけではない。ほとんどすべてが外来文化、とくに近代西洋のキリスト教文化の恩恵じゃないですか。とくに戦後は、社会構造の根幹、憲法そのものが、アメリカのピューリタニズムからきているのですね。
もし、ですよ、すべてが日本でできて、この治安のよさもすべて国産ならば別ですが、軍事だってアメリカに頼っているじゃないですか。
こういった日本自立の幻想を抱くから、あなたのような日本ビイキは、底が浅いと言われるのですね。
現在の表面的な事象だけを見たら、何とでも言えますよね。
そんじゃあ、これからアメリカが日本よりも治安がよくなったら、「やっぱりアメリカだ。キリスト教だ。」と言い出すんですか?
もっと巨視的に見ないとね。
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だからついでに毒のある部分でも指摘しようと言う気になる。
指摘するなら、毒を吐くだけで、頭使わないのはだめ。
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※1でとぼけようとしているように見えるので「先住民族は>
豊かな土地を喜んで手放した」とでもいいたいの?と突っ込>
んでいます。あまり進展してませんね。
新しいもの出してください。
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バビロン補囚うんぬんはTomさんがこの文章の後で初めて持ち出>
しているのではないですか。
よ〜く、見てね。ちゃんと出しているから。
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つまり、これらは宗教絡みの紛争だ、と。>>
それに対して、それは、宗教紛争ではなく、純粋にバビロンやローマの>>
覇権主義による侵略であって、それに対してユダヤが抵抗した、という>>
ことだ、と言ったのですね。>>
>>
問題をすり替えていませんか?>>
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しかもそれに対して「だから、同じように悪の極限に達したイス>
ラエルは」と説明される。この悪いとは「神の契約を守らない」>
ことを意味するでしょ。
全然分かってないのね。
読んでますか?人の文章。
あなたは、バビロンなどとのイスラエルの戦いは、宗教絡みの戦争だといったが、バビロンやローマは宗教を根拠にイスラエルに侵略したわけではない。イスラエルにしても、宗教を巡る争いをしたわけじゃない。例えば、俗に言われる
30年戦争などのようにね、「宗教教義を巡る」紛争ではないんだ。バビロンやローマが狙っていたのは、純粋に大陸の要衝であったパレスチナの土地だった。
しかし、聖書は、これは、単なる軍事・政治上の戦いではないと述べている。そして、イスラエル自身はそのように解釈していない。それは、純粋に軍事・政治上の戦いだと考えていた。
バビロンやローマが戦いを開始したのも、イスラエルがそれに抵抗したのも、「宗教教義を巡」ってのものではなかったのだ。しかし、聖書は「神の目から見れば、バビロンやローマの侵略は神の裁きである」と述べている。それを預言者は、イスラエルに警告している。だから、「契約を守れ」とイスラエルに警告した。しかし、イスラエルは「契約を守るか守らないかは関係ない。純粋に力関係だ。」と主張した。旧約聖書の預言書を見ればこの過程は一目瞭然だ。
また、誤解すると悪いので、くどいくらいに言うが、「バビロン捕囚、ローマ軍の侵略は、侵略者から見ても、被侵略者から見ても宗教をめぐる争いではなかった。彼らはどちらも神の契約に対する人間の正しい応答の成否という視点で見ることができなかった。」と聖書自身が述べているのだ。
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その創造者が人間と結んだ支配の契約を極端に破る者は、>>
その土地を奪われる。>
覇権主義の餌食になるのも神の契約を守らないから、と。
覇権主義そのものを肯定しているわけじゃない。
ただし、神は人間の悪を覇権主義者の侵略によってさばく場合がある、ということだ。
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その土地は、自分達が支持する神の創造物でないことが証明>
できないので、自分達の創造物であるとみなす。だから武力>
行使によって自分達の神の秩序に従ってもらう。異論を言う>
やつは犬だ、となりますね。
だれが自分たちの創造物であると見なすといいましたか?
創造者を認めている人間が、自分は創造者だと主張するなんて誰が言っていますか?
それは聖書が教えているのですか。
先入観ばかり先走って相手の意見を聞こうとしないから、こういったトンチンカンな応対しかできないんじゃないですか?
人間が創造者面は絶対にできない。もし、過去スペインの軍隊がそういうことを言って、侵略をしたというならば、それは、スペインの罪だ。日本だって、大東亜共栄圏とか言って、侵略を正当化した。
十字軍が、聖地を奪還するのは神の御心だと叫んで、人を殺していった。こういった為政者なり、軍隊なりが、美名を利用して我欲を満足させたことなど歴史の中には無数にある。その無数の悪い例だけを見て、その利用された側の思想なり、理想なりが偏った評価を受けることになりやすいから、冷静になって史実や思想を見直す姿勢が大切なんじゃないですか。
例えば、「たしかにキリスト教徒と自称する人間が、侵略をした過去がある。しかし、それはキリスト教の正典そのものの思想なのだろうか。それとも、正典に含まれる思想を曲解して、自分の都合のよいように利用した人間の暴挙なのだろうか。」という問いかけをして、様々な情報を慎重に分析をし、いろいろな人の意見を聞いて、はじめて正当な歴史解釈が生まれるのですよ。そのような地道な努力を避けて、ただ単に、「侵略をやった」→「キリスト教は侵略を肯定する」とか、「全地は創造かどうかは証明できない」→「だから、自分の創造物だと解釈して従わせ、それに逆らう人間を犬と呼ぼう」とかいう、論証の手順をいくつもすっとばした短絡的な見方をすれば、自己満足に終わってしまうのですね。
こちらが、聖書そのものは、侵略を肯定していないと何度も言っているのに、それをまったく考慮に入れず、同じ発想を変えようとしない。
もし、何かを主張したいなら、思い付きでポンポン言うのではなく、人を納得させるような論理を展開いてくださいな。
例えば、イスラムの場合、聖戦は、布教の正当な手段だ。だから、イスラムが現在アフリカにおいて武器によって勢力を拡大しているのは、正典に基づいた行動である。共産主義も同じように武力闘争を唱導している。
しかし、キリストは、武力による制圧を否定しているんですよ。このように正典において否定されていることが歴史において起こっている場合、それはキリスト教の間違ったあり方ではないのか?という疑問を持つのが普通なのですね。そして、どうしてそういった間違いが起こったのか、そして、キリスト教の本質はそれとはかけ離れているのではないか、と考えるのが普通でしょ。
キリストは弟子たちに武力によるイスラエル征服を主張しましたか?むしろ、彼は、剣を取って捕縛する人間に切りかかった弟子のペテロに向って、「剣を取る者は剣によって滅びる。」と言い、剣をさやに収めなさいと命じ、相手の傷にさわって癒しておられる。聖書においては、繰り返し、「私たちの武器は、御言葉の剣である」と言われている。つまり、宣教、教えこそ、唯一の武器であると言っているのです。ドイツ人に向って、「あなたの国の本質はナチスですよね。」と尋ねたら、それは無礼です。なぜならば、ドイツの歴史は、ナチズムだけで塗られているわけではないからです。ドイツにおいてナチスは、一時の過ちです。ドイツの文化そのものをあの虐殺者の文化と混同することはできない。
あなたも、あなたの過去の一面だけをクローズアップされて、「あなたはこのような人だ。」と始終言われたらいやでしょう。
それと同じように、表面的な過去の事例を出して、それを相手のすべてであると言いきることがいかに不公平であるかをしっかりとわきまえるべきでしょう。
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あなたが、日本国の法律を万古普遍の真理と考えているなら、>
考えていない。
それじゃあ、あなたにとって、「まったく中立な、いかなる特定の宗教色もついていない立場」というものは何か、という問題になりますね。
あなたは、キリスト教が、特定の宗教の立場を政治などに持ち込むのは悪いと主張しているわけですから、じゃあ、特定の宗教の立場ではない意見をあなたは持っているということを意味しているわけです。
興味深いので、一体それは何か、教えていただけませんか?
万人に受け入れられる、中立な普遍的真理というものを見せていただけませんか?
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その創造者が人間と結んだ支配の契約を極端に破る者は、>>
その土地を奪われる。>
つまり土地から追い出される前提条件を無効にするには>
「神の契約を守ること」。侵略した後で信仰心を持てば>
侵略は正当化されると言っているようなものでしょ。
神の契約を守るということは、第
8戒「盗むな。盗んだら、その盗んだものを人に返し、償いをしなければならない。」という規約を守ることを意味しているので、人の家に土足であがりこんで、占拠した人が、いくら「私は契約を守っています。信仰心があります。」と叫んでも、彼は契約を無視して破っているので、彼は追い出される。
01/05/24