人をのろうことについて
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ジョセフ・マーフィー著作の潜在意識等々のよくいわれる>
「あなたの人生はあなたの思ったとうりになる」>
などは、聖書の内容とはかけはなれているのでしょうか。>
そしてそれによると、「人を呪わば穴2つ」といって>
かならず自分にもむくいが降るといわれていますが、>
それでは、他人に嫉妬、妬みをおこすことは自殺行為になるので>
しょうか。
聖書から言えることしかお話しできませんがその点を御了承ください。
聖書には「人をのろってはならない」という戒めがあります。
もちろん、どのような場合でも人をのろうことが禁じられているのではなく、
自分の個人的な恨みから人をのろうことが禁じられています。
パウロは「神を愛さないものはのろわれよ。」と述べていますし、ダビデは
「悪を行う者はのろわれよ。」と述べています。
神の義を損なう行動や不法や悪を行う者が繁栄することを人間は望んではなりません
し、むしろ、それらがのろわれて、破局に陥ることを願うことが命じられています。
聖書において禁じられているのろいとは、「個人的な恨み」に基づく「のろい」です。
個人的な恨みから人の不幸や失敗を求める人は、自己中心であり、裏返せば、自分が
よければすべてのことは許されると考えるエゴイストです。
神の義とか正義とか善について関心があるのではなく、自分の幸せや快感を中心に世
界を回し、そのためには人が不幸になることも何とも思わない人間は、神の裁きに遭
います。
ですから、人をのろう人間は、神に裁かれて、かえってのろいを受けることになりま
す。