グレッグ・バーンセンの追悼論文集

 

グレッグ・バーンセンの功績に敬意を表して、スティーブン・シュリゼルらが追悼論文集を発行しました。以下、その広告文の翻訳です(http://www.cmfnow.com/ads/fest.html)。

グレッグ・L・バーンセン博士は、20世紀における最も有能なキリスト教弁証論者であり、弁証学教師であった。

彼の著作は、神の御言葉が永遠の権威を持つこと、そして、それを生活のあらゆる領域に適用する必要があることを常に強調した。彼は、弁証学の領域において大活躍したが、そればかりではなく、彼の主要著作Theonomy in Christian Ethics(『キリスト教倫理における神の律法』) は、今も教会を変革しつづけており、教会は、神の御言葉全体に対して、ますます、義に関する完全な唯一の基準として敬意を払うようになっている。

バーンセン博士の学説と教えは、その厳格な論理と神学的深みのゆえに有名であり、常に大きな反響を巻き起こしてきた。その学問的才能とディベートの技術により彼は、多くの献身的な友人だけではなく、多くの敵をも作った。偉大な人々には、偉大な戦いがつきまとう。神学的に厳密な仕事が、論争なしに完成されることはまれである。しかし、バーンセンは、キリストと教会を愛するがゆえに、この避けられない戦いに果敢に挑戦し、勝利した。

我々は、多くの益をこれらの忠実な戦士に負っている。神の御言葉の基準だけが、人間の生きるべき無謬かつ権威ある規則であると信じることによって、バーンセンは、この相対主義と妥協的教会の時代に、しっかりと立ち続けた。

この追悼論文集の目的は、バーンセン博士がキリストの教会に対してなした巨大な功績を認めることにある。その功績により、神の御国は、将来非常に長い期間にわたって恩恵を受けつづけることになるだろう。本著の寄稿者たちはみな、バーンセン博士に、愛と感謝の義務を負っている。それは、単に博士の教授と指導のゆえのみならず、彼の個人的な愛情のゆえでもある。

 

 

03/01/09

 

 

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