ホームスクーリング・クリスチャンスクールと回復
堕落が人間全体に及んだのですから、回復も人間全体に及ぶはずです。
さらに、人間のすべての活動も堕落の影響を免れないのですから、回復もすべての活動に及ぶはずです。信仰は信仰、学問は学問(または、政治は政治…)、ということはできないのです。
このような被造世界全体を巻き込む運動にならなければ、キリスト教は、単なる「宗教活動」でしかなく、教会で、信者たちが自分の信仰を確かめ合うということでしかなく、それゆえ、人間や世界を癒すことはできません。しかし、イエスの命令は「全世界に出て行って、すべての国民を弟子とせよ」ですから、狭い教会の中に閉じこもっていてはならない。
学問を無神論を土台とするものから、神を土台とするものに変えて、教育を同じように変える。ノンクリスチャンの世界は、どんどんと崩壊のほうに向っていますが、クリスチャンがホームスクーリングやクリスチャンスクールによる神中心の教育を行うことによって、建設的な市民を養成すれば、日本も世界も、これからキリストを中心として生産的な国造りを行うことができます。
クリスチャンに与えられたのは、「神を中心とした世界の再建」の使命です。
2001/09/01