神の国における科学者の重要性

 

 今日、クリスチャンの科学者ほど神様によって用いられる人はいないと思っております。

 私は、クリスチャンの科学こそ、神の国において基礎となる大きな要素となると考えています。

 クリスチャンが互いに協力して、独自に教育から企業に至るまで、クリスチャンの原理だけでやっていくことができれば、それほど時間がかからずとも、十分にノンクリスチャンの勢力に対抗できるものを築くことができると信じております。

 なぜならば、現在の教育が、アメリカと同じようにますます質的に低下していき、十分な学力を与えることができないカリキュラムであったり、不登校児を生むような画一的な教育であったり、校内暴力や性的堕落などによって、子供をそこに通わせたくないと思う人々は、クリスチャンの首尾一貫した教育によって育った子供たちの学力や礼儀正しさや秩序正しさや生産性を見るときに、「うちの子もあの学校に入れたい」と思うようになるでしょう。これは、事実アメリカにおいて起きている現象です。

 

 私たちが、神の御言葉の規準にしたがって文化建設に従事するならば、当然神は私たちを祝福してくださいますから、ノンクリスチャンの文化よりもすぐれたものになることは明らかです。

 独自の学校を建て、独自のカリキュラムを作り、独自の企業を起こし、独自の文化を作るならば、私たちが今日経験している様々なノンクリスチャンの原理との軋轢は解消されます。つまり、ノンクリスチャンの原理に合わない私たちが、不承不承それに合わせて行くといういわば利益の少ないことに膨大なエネルギーを費やす必要はないと思います。それゆえ、私たちクリスチャンは、教育の方面において独自のシステムを作るべきだと思います。その教育の基礎は、科学であり、神を前提とし、神への恐れに基づく科学を作り上げることだと考えています。

 

 

 

 




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