なぜ中間種が欠如しているのか?
もし徐々に進化が進んだという仮説を受け入れるならば、われわれの回りには、もっと「人間とサルの中間の人々」がいてよいはずである。
車種の変遷を見てもわかるように新旧交代は、突然なされるものではない。われわれが日々目にしているように、道路には、最新の車と、その直前に流行った車が混在して走っているはずである。
人の世代交代も同じである。
300年前に20代だった人々と、現代の20代が混在していることはない。せいぜい50年前に20代だった人々と現代の若者が混在して、徐々に交代が行われて行くものだ。
もし、サルの祖先から人間が進化したのであれば、サルの祖先と人間との中間の人々がまだ何%かわれわれの中に暮らしていなければならないはずではないか。
しかし、現実は、サルと人間だけしかいない。
中間の人々がバッサリ欠けている。
1910年代の自動車と、1990年代のRV車だけが走っているような所がどこにあるのだろうか。
よく進化論者は、「化石は数が少ないから発見されていないだけだ。」というが、化石じゃなくてもいい。
徐々に変化したのであれば、現生人類の直前の人類がわれわれの間に暮らしていてもよい。尻尾が生えている者とか、四足歩行になれていない人々がいてもおかしくないはずである。
どうしてこのような「証拠」が欠如しているのか。