偏狭なナショナリス゛ムに陥るな
中国や韓国の、教科書介入問題、靖国反対を内政干渉だというが、間違っているものを間違っているといっているのだから、それほど目くじらをたてる必要はないだろう。
批判されるだけの質なのだから、批判されても仕方がない。
日本人としてのナショナリズムを健全に発揮するならば、まず、間違っているということを自ら反省した後である。
つまり、こんなレベルの低い教科書を作ってそれを子どもに教育しようとしている自らの愚かさをまず批判することだ。
侵略の手先として利用された神社に、「戦争のために生命を捧げた英霊のために」といって首相として参拝する愚行を自己批判することだ。
こういった愚行を自己批判して、身奇麗にしてから、中国の尊大な要求にはじめてこたえることができるというものだ。
もし、中国が、台湾の前総統の病気治療のための入国を認めるな、と言ってくるなら、堂々と「余計なお世話だ!」と言えばよい。おまえたちの知ったことか!と。日本は主権国家なのだと。
批判されても仕方がないことは、批判をあまんじて受ける。しかし、批判されるべきでないことで、批判されれば、堂々と抵抗すればよいのだ。
何でもかんでも、他国から言われたら内政干渉だといってつっぱると、「偏屈」なナショナリズムになるから注意が必要だ。
01/08/14