問題は霊にある

 

最近、様々な問題の根本に霊的な攻撃があることがわかりました。
サタンは、人の口を通して、こちらの弱点を突くようなことを言います。
自分が言って欲しくないことをズバっと言うことがあります。
友人が傷つくような言葉を吐く場合、その背後にサタンがいることがあります。
私は、霊的な世界についてあまり詳しく経験していなかったので、これは、単なる暴言、妄言の類であると思っていましたが、その言葉によって長い間苦しんだり、互いの関係が悪化したり、教会に分裂騒動が起こるようなことがあれば、それは、サタンの可能性が高いことが分かりました。
このような言葉や議論によって巻き起こった問題は、霊的な問題として解決しないと、事態はさらに悪化します。
責めたてる言葉は、憤激を生み、憤激はさらなる反感を生み出して、ついには、クリスチャン同士で争い、埋めることができない溝を作ってしまいます。このようにして、サタンはクリスチャンが団結しないように、画策してきました。問題そのものを見るのではなく、祈りによって信仰を回復することのほうが正しい解決であろうと考えます。

心の問題についても、それは、霊の抑圧である可能性が高いと思います。
昨日、I姉妹に対して電話で悪霊の追い出しをしましたが、その反動で今日はこちらが非常に心が重く、仕事が手につかないほどに衰弱しました。
悪霊の追い出しをやると、追い出した人が落ち込むことはよくあると言われます。
伝道集会などを責任者として行った後には、非常に大きな反動があります。
これは、エリヤが偽預言者と対決した後に、恐怖に襲われてイゼベルの前から逃げ出したことを見てもわかります。
今日の教会は、霊についてあまり言わないですが、しかし、霊の戦いこそが、我々が行っている中心的なものです。
だから、霊の戦いについて体験し、それについて熟達する必要があると思います。

鬱は、サタンの攻撃と考えられます。
鬱の悪霊が住んでいるように見うけられます。
そして、ストレスの環境がその傾向を助長します。
一度除霊をされ、心の中に働きかけている悪霊を処理すべきでしょう。
まず悔い改めをして、「主イエス・キリストの御名によって命じる、鬱の霊よ、我より出で去れよ。そして、永遠の暗やみの中に入り、そこから出てくるな。」と言うことによって、悪霊は出ていきます。しかし、絶対的確信と信仰が必要です。信仰がないと、神の力は働きません。
そして、最後に御名ヤハウェを唱えることによって、神が内側に臨在してくださります。
追い出し後、聖霊に満たされず、心を空洞にしたままにすると、さらに悪い七つの霊がやってきて住み付くことがあります。
また、追い出した後で、行き先を指定しないと、悪霊は外に出ただけで、また入ってきます。地獄に入り、そこから出てくるな、と命令しなければなりません。

日本には、様々な悪霊が働いており、それらが福音の光を輝かせることのないように、また、クリスチャンを堕落させたり、落ち込ませるように働いているように思います。
信仰は、勝利であり、あらゆる問題に打ち勝つ力を与えてくれます。
サタンは、信仰のほころびを鋭く察知して、そこから侵入します。

ペテロは、イエスが「わたしは十字架について、三日目によみがえる」と言われた時に、人間的配慮から「そんなこと、起こってはなりません。」と言いました。ペテロの信仰のほころびが現れたのです。サタンは、この信仰の欠けた部分を利用しました。イエスに対して「そんな十字架などという苦しい道を選び取らなくてもよいではないか。」と囁いたのです。
イエスは、「下がれ、サタン。あなたは神のことではなく、人間のことを考えている」と言ってペテロを一喝しました。

人間は、信仰にスキがあると、そのところを利用してサタンは、他人を攻撃したり、誘惑したり、落ち込ませたり、絶望させたりします。
その言葉は、鋭い刃や甘い蜜になることがあります。

また、そのような攻撃を受けた時に、サタンの攻撃と見分けることができずに、人間的な方法で対処しようとすると間違ってしまいます。問題はさらに大きな問題を引き起こします。

それが、霊の戦いであるかどうかを見分ける必要があるように思われます。
サタンは我々の心の隙間をいつも狙って攻撃をしかけてきます。
祈りを積むことにより、サタンの要塞を砕くことができます。
我々は、勝利者です。
十字架のイエスが、すでにサタンに勝っておられるので、我々は、サタンを恐れる必要はまったくありません。
日本は、必ずキリストの弟子となります。
いずれ、日本に住み付いて悪さをしてきた悪霊は、ことごとくゲヘナに投げ込まれて、日本列島から悪霊はすべて消え去る日が来ると聖書は預言しています。

「すべての国民を弟子とせよ。」

 

 

02/06/29

 

 

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