神は反逆者を執拗に追いかける
「ハザエルの剣をのがれる者をエフーが殺し、エフーの剣をのがれる者をエリシャが殺す。」(第1列王記19・17)
神は、クリスチャンに、必ず反逆者を罰するから安心せよ、と言われる。
周りの世界が、神から離れ、堕落していき、自分にはそれをくいとめる術が全くないように思えるときでも、我々は絶望してはならない。神は、御自分に反逆し、律法を破り、義を捨て、不義を愛する者たちをけっして見逃されない。
罪を犯して悔い改めない人々は、必ず裁きに遭う。どんなに逃げても、神の刑罰は彼らを執拗に追いまわす。
それゆえ、神の御国の発展を妨げることのできる者はいない。
今日のように、人々が神の言葉を求めず、罪を犯して平気な顔をしているような時代において、クリスチャンは孤立している。至るところで不義や不正が横行している現代においてクリスチャンは無力感にさいなまれやすい。このような世界を見ていると、御国建設など夢物語のように思えるだろう。
しかし、御国建設は、絶対に進展する。なぜならば、神は執拗に裁きを行われるからである。無法者がどんなに逃げても、神は、必ず彼を捕らえて、彼に正しい裁きを下されるからである。