>インチキ新興宗教マッチポンプの麻原ではないが

>あの“最後の晩餐”で１２使徒（弟子）に対して

>「 おまえ達の中に私を裏切る者が一人いる！ 」と・・・

>これが神様としての言い方かと疑いたくなるだろう！？

>もし貴方が１２使徒の一人だったとして

>こういう言い方されたらどう考えるだろう

>例え１２使徒の中に反逆しようとする者がいても

>神様の立場ならその偉大な説得力とかカリスマ性で

>使徒らを平和的にまとめ上げ

>人々を信じさせ崇拝させるのが

>神様たる者の示す道だ

「 おまえ達の中に私を裏切る者が一人いる！ 」と言ったのは、最後の悔い改めを促す目的だからですね。

　自分で行いを改めるようにと。

　あなたの言う、「神様の立場ならその偉大な説得力とかカリスマ性で使徒らを平和的にまとめ上げ人々を信じさせ崇拝させる」というやり方が神様たる者の示す道だというならば、人間に自由意思は不用だということになりますね。つまり、人間はロボットでいいのだ、と。

　だれでも、神様の有無を言わさぬ操作によって、善だけを行うように人間を造るべきではなかったか、と。

　これって、責任転嫁なんですね。

　ユダは、「なぜ、神は俺の裏切りの思いを支配して、平和のうちに従うようにしてくれなかったのか。神が偉大な説得力とカリスマ性で導かなかったので俺はキリストを裏切ってしまったのだ。悪いのは神だ。」と言えるわけですね。

　これじゃあ、人間はどんな言い訳でもできますよ。

　「俺が殺人を犯したのは、神がそれを止めさせるように説得してくれなかったからだ。」と。

こんな屁理屈が通用するならば、この世界には犯罪はなくなりますね。すべて神様の責任ということになるわけだから。誰も他人を裁くことはできなくなる。