サタンの陰謀に気づけ
ラッシュドゥーニーは、戦後のアメリカの政策は、「戦争による金儲け」の政策であったと指摘している。
冷戦時代、ソ連を敵視しながら、ソ連に経済援助をしていたのは、冷戦の構造が、軍事産業にとって都合がよいからである。
朝鮮戦争からベトナム戦争、そして、湾岸戦争と、アメリカの政治を動かしてきた大きな勢力は、戦争屋であった。これらの死の商人たちの利己心によって、非常に多くの無辜の民の血が流されてきた。このような世界に戦争を売り付けるアメリカの政治をクリスチャンはどうして止めることができなかったのだろうか。アメリカには聖書を信じるクリスチャンが
4000万人もいる。それは、クリスチャンが、切迫再臨信仰によって、政治から手を引いてしまったからである。もしクリスチャンが、「世界を弟子化する」とのイエスの命令を守っていれば、今日のような暴力とポルノ大国のアメリカは生まれなかったはずだ。
サタンの策略は、まずクリスチャンに敗北感を抱かせることである。
「やっても無駄だ。この世界はサタンのものなのだから」と諦めさせることである。敵の戦意喪失は、どの戦争でも最高の方策なのだ。
サタンは、クリスチャンの骨を抜いてきた。クリスチャンは、世界において「塩」となることに失敗したのだ。だから、世界はどんどんと堕落し、戦争は止むことがないのだ。
アメリカのクリスチャンは、ノンクリスチャンから政権を奪取しなければならない。それ以外に、アメリカを弟子化することはできないのだ。
同じことが日本のクリスチャンにも言える。まず、日本のクリスチャンは、ディスペンセーショナリズムのプレ・ミレの敗北主義と彼岸主義を捨てなければならないのだ。
ディスペンセーショナリズムが、サタンの陰謀であることに、我々は、一日も早く気づくべきである。
01/10/21