進化論者はなぜ固陋なのか?
私が、エントロピーの法則が孤立系以外の世界でも適用できると述べたと頑固に主張する人がいるが、そのような基礎的なレベルの話は、すでにhttp://www.path.ne.jp/~millnm/entropy-11.htmlにおいて1997年に(これはあるパソコン通信のフォーラムの中でのやりとりである)述べている。
こういったネット上で議論する進化論者はどうしてこう固定観念から抜け出ることができないのか?
「創造論者は科学を知らないから創造論を主張し、進化論を否定するのだ。」ということをオウム返しするならば、少しはこちらの疑問に具体的に答えてみたらどうだろう?
「創造論者は科学を知らない!」
「ああ、そうですか。わかりました。知らないということでいいでしょう。ところで、進化の途上で、アミノ酸が100個並んでできるたんぱく質がある化学反応において必要となりました。このたんぱく質が偶然にできる確率は、アミノ酸は20種類あるので、20の100乗分の1(10の130乗分の1)であると思うのですが、いかがでしょうか。ある特定のアミノ酸同士が結合しやすいとしても、そのたんぱく質を得るのにその結合の仕方がプラスになるかマイナスになるかわからないのですから、結合のしやすさの違いは、その確率を著しく高めることにはならないと思うのですが。」という質問に科学に通じていると自負する人々は答えていただきたいものだ。
さあ、いかがかな?