夫が妻に暴力を振るった場合
知り合いで、亭主から理由も無く暴力を振るわれている人がいる。
彼女が所属教会の牧師に相談すると、「あなたが我慢してご主人が立ち直るように導いてあげてください」と言われた。
亭主は、外面がよく、社会的には腰の低い人でとおっているため、牧師も彼がそのような人であるとわからず、彼の側に立ってしまったのであろう。
聖書は、妻を中傷する亭主には莫大な罰金を支払うよう命じている。
ほとんど、一生妻の奴隷となるほどの額である。
ありもしないことで妻の悪口を言いふらすだけで奴隷の身分におとされるのであれば、暴力を振るうことはそれ以上の刑罰に相当する罪である。
とりわけクリスチャンがそのようなことをしているならば、牧師は彼をクリスチャンとして認めず除名しなければならない。
いわゆる「愛」は万能薬ではない。
聖書が定義する愛を越えるときに、それは問題をますます複雑にする。