クリスマス・ツリーの意味
耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。勝利を得る者に、わたしは神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べさせよう。(黙示2・7)
クリスマス・ツリーはいのちの木、すなわち、キリストを象徴している。ツリーにつける飾り物のピカピカ光る玉は、いのちの木の実を象徴している。ラッシュドゥーニーが子供の頃は、実際に果物を吊るしたという。
アダムは神の戒めを完全に守ることによって、いのちの木の実を食べることができたはずであった。いのちの木の実は、永遠のいのちを象徴しているのである(創世記3・22)。
しかし、戒めを破ったことによって、彼はそれをゆるされず、エデンの園から追放され、その東には、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣が置かれた。
「神である主は仰せられた。『見よ。人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るようになった。今、彼が、手を伸ばし、いのちの木からも取って食べ、永遠に生きないように。』」(創世記3・22)
「こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。」(同24)
これ以来、人間は、永遠のいのちを失って、死を経験することになった。
「罪から来る報酬は死です。」(ローマ6・23)
しかし、キリストを自分の救い主として信じる者には永遠のいのちが与えられる。
「しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」(同)
クリスマスは、永遠のいのちを与えるキリストの誕生を祝う日である。実際にキリストが誕生したのは、9月から10月頃であるが(参照:「キリストはいつ誕生されたか?」(
http://www.path.ne.jp/~millnm/birthx.html))、キリスト教会は歴史的にクリスマスを12月25日として祝ってきた。
キリストを信じる者には、自由にエデンの園に入り、いのちの木からとって食べる権利が与えられている。クリスマス・ツリーはこのことを象徴している。