救世軍山谷大尉の再建主義論に反論する26
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1−1 超性別的経綸は存在するか否か?
1−2 「キリストにあって男も女もない」の正しい解釈は?
1−3 上記の解釈にとって鍵となる「ベール問題」の答えは?
1−4 ベール問題を解く鍵となる「後期ユダヤ教の天使論」
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この「超性別経綸」や「後期ユダヤ教の天使論に基づくベール問題解釈」などの、山谷様の議論は、恐らく、山谷様独自の考えだと思います。
ここで、救世軍を誤解しないためにも、山谷様のご意見と救世軍の公式見解と区別しないと、救世軍を中傷してしまうことになりますので、明らかにしたいと思います。
契約神学はもちろんのことですが、ディスペンセーショナリズムは、「超性別的経綸」を主張していませんね。
すでに引用したダービーの発言を見てもわかりますね。
ディスペンセーショナリズムは、「律法と恵み」の区別はしますが、「性別」にまでは言及していないはずです。
山谷様が、救世軍の見解とかけ離れた見解、それも、歴史的にこれまで誰も主張してこなかった独自の見解を表明されたということは、救世軍の中における戒規の問題に発展する可能性があります。
というのも、救世軍の公式見解と矛盾するような教えを平然と信徒に対して教える教職者は、その教団から追い出されてしかるべきだからです。
救世軍を誤解しないためにも、明らかにしていただきたいのは、
(1)「超性別経綸」は、救世軍の見解なのか。
(2)救世軍は「人間は自律的存在だ」と信じているのか。
(3)救世軍は「聖書は救いにおいてのみ絶対権威である」と信じているのか。
(4)救世軍は「聖書は聖書によって解釈する」という聖書解釈の原則を否定するのか。
(5)救世軍は「律法の第3効用(クリスチャンの生活を導く)」を否定するのか。
2004年1月9日
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