> 黙示録について質問があります。2章の9節にシナゴーグに属しているものはサタンで
> あると書かれています。
> 僕はユダヤ人は神に祝福されている民であると考えているのですが、ここの聖句はど
> のようにとらえればよい
> のかかなり困惑します。お忙しいところすみません、よろしくお願いいたします。

ユダヤ人は、もともと祝福された民族でしたが、キリストとクリスチャンを迫害するようになって、祝福から落ちました。
黙示録2章9節で言われているユダヤ人とは、自分たちのメシアが地上に来られたにもかかわらず、彼を受け入れず、十字架につけて殺し、その弟子たちをも迫害する人々です。
「ユダヤ人」という名称は、「アブラハム契約の中にいる神の民」を意味することがあり、ここではそのような意味で使用されています。
イエスがここで「ユダヤ人と自称しているがその実サタンの会衆である人々」といっているのは、神の民と呼ばれているにもかかわらず、神の御心とまったく逆のことをしているのは、実際はサタンの民となってしまったからだ、と暗に述べておられるからです。

2003年05月10日