国は神の代役はできない


国が借金をして、お札を金の裏打ち無しに勝手に刷り、インフレを起こすことによって、借金を減らしていくというような、とんでもない邪悪な政治が戦後ずっと続いてきた。

このような国家を神格化した時代は、いずれ終わる。

なぜならば、国が神の代わりになれるというのは、神話だから。

他にも神話がある。

福祉を充実させつつ、税金を少なめに抑えられるという神話。

自衛の軍隊、交戦権を否定する憲法を持っていても国が守れるという神話。

神話は神話である。

現実は、神話を許さないので、いずれツケが回ってくる。

総額1000兆円の大借金。

少子化が進み、労働人口が減る中で、どうやって未来を開いていくのだろう。

まず神話を捨てることだ。

考え方をまるっきり変えなければならない。

その根本は、「国は神の代役はできない」ということを悟ることだ。

 

 

2004年3月2日

 

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