三位の総称はイエス・キリストではない
> 以前お伺いした中で、私の所属教会では洗礼(浸礼)
> の際に牧師先生が、「父・御子・御霊、即ち主イエス・
> キリストの御名によって洗礼を授けます。」と言うこ
> とになっているの
> ですが、第一ヨハネ5:7で「天において証言者が三人
> います。すなわち、御父、ことば、そして、聖霊です。
> これら三つは一つです。」三つのペルソナが集束した
> のが主イエス・キリストというように考えられている
> ようなのですが(副牧師先生にうかがったところによ
> ると)・・・如何なものでしょう。
副牧師の御説を伺う限り、御教会はワンネス神学ではないかもしれません。
なぜならば、「集束する」と言われた以上、3つのペルソナがあり、それぞれが独立して存在し、一つが他に変化するとは考えておられないようだからです。
ただし、3つのペルソナが集まっても、その総称は、「イエス・キリスト」ではなく、「一人の神」です。
聖書は、3つのペルソナの総称として、「神」、「ヤーウェ」とか「エフイェー」という名前を与えるだけで、イエス・キリストが総称として用いられている個所はありません。
むしろ、3つのペルソナの中で最高の権威を持つのは「父なる神」であるため、「子なる神」を総称として用いるのは聖書的ではないと思います。
2004年3月11日
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