フルプレテリズムの常套手段


異端の特徴というのは、「自分は正統的な教えを拒否していない」と口で言うところにあります。

しかし、実質的に内容は「正統派の否定」なのです。

だから、一般の人々は、異端に騙されてしまう。

フルプレテリズムがどんなに口をすっぱくして「我々は信条を拒否しない」と述べても、内容を見れば、拒否しているのは明らかです。

キリストの再臨がすでに起こって、最後の審判もない、律法は廃棄され、現在無効だ、という言葉そのものが、異端なんです。信条の否定なんです。

使徒信条を読んでください。

「キリストは、かしこより来たりて生ける者と死ねる者と裁きたまわん」

これは、「未来のこと」ですよ!!!

これ一つとっても、「我々は信条を大切にしている」というのがウソだと分かります。

それから、フルプレテリズムのいつもの台詞は、「こちらは聖書から議論している。だからあなたたちも聖書から議論して欲しい」というものですが、実際にこちらが、まああきれるほど、聖句を上げて徹底して聖書から直接的に論拠を示しているにもかかわらず、それに対して無しのつぶて。

もしくは、「○○が議論しているのでそれを読んで欲しい」。

これじゃあ、証明したことにならない。

つまり、言葉だけ、なんです。

私は、このような戦法を彼らが取る原因は、「結局、聖書から議論していると思わせたいが、聖書から議論できない」という事実にあると思います。

もしできるならば、とっくの昔にしているはずです。

口だけではなく、実際に、反論してみてください。

 

 

2004年2月25日

 

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