聖霊の油注ぎ
私は、5年前に不思議な聖霊の油注ぎを体験しました。
祈っていると、暖かいものが、頭から注がれて、胸にしたたりました。それはあたかも油のような粘性のある液体のようでした。大量に流れたというよりも、頭や胸の一部だけがぬれていて、その部分だけが暖かくて、霊的な何かが存在しました。
その現象が起こったのは、私がK氏の事務所でK氏と奥さんと3人で祈っていたときでした。私は「福音を述べ伝え、心の病んでいる人を癒し、御国が再建されますように」という内容のことを祈っていたところ、K氏が何かにせかされるように急に聖書を開き、ページをめくり始めました。そして、「富井君、君が今祈っていたのはこれと同じだったよ。」と言いました。
その個所は、「神である主の霊が、わたしの上にある。主はわたしに油をそそぎ、貧しい者に良い知らせを伝え、心の傷ついた者をいやすために、わたしを遣わされた。捕われ人には解放を、囚人には釈放を告げ、主の恵みの年と、われわれの神の復讐の日を告げ、すべての悲しむ者を慰め、シオンの悲しむ者たちに、灰の代わりに頭の飾りを、悲しみの代わりに喜びの油を、憂いの心の代わりに賛美の外套を着けさせるためである。彼らは、義の樫の木、栄光を現わす主の植木と呼ばれよう。彼らは昔の廃墟を建て直し、先の荒れ跡を復興し、廃墟の町々、代々の荒れ跡を一新する。」というイザヤ61章でした。
それ以降、たしかにこのことが起こっています。
不思議なことに、カウンセリングが必要な人と知り合いになったり、自殺しかかっている人に出会って救われたり、というようなことがたびたび起こるようになりました。
それから、「彼らは昔の廃墟を建て直し、先の荒れ跡を復興し、廃墟の町々、代々の荒れ跡を一新する。」という御言葉は、献身した時に与えられた御言葉で、その当時は、再建主義を知らなかったので、どういうことか分かりませんでした。しかし、翌々年アメリカに言って、ラッシュドゥーニーの著書と出会って、この意味がわかりました。
現在、世界中のキリスト教が、サタンの巧妙な罠によって破壊され、異端化され、廃墟と化しています。
ラッシュドゥーニーは、それを建て直し、現在の潮流を聖書によって逆流させるという使命を与えられていました。
私が彼の著作に出会うことになったのも、すべて神様の導きであると確信しています。そして、このイザヤ書の預言も必ず実現します。世界中でキリスト教が再建されて、御国が勢いを持って拡大することを信じます。
今は、とにかく熾烈な試練に遭っていますが、神がなんとか私をこの試練の中を潜り抜けることができるようにしてくださるでしょう。
2004年3月14日
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