フルプレテリズムの運命
フルプレテリズムは、「紀元70年に天地が滅んだ、それゆえ、律法も廃棄された。」と説きます。
なぜならば、マタイ5・17で、「天地が滅びない限り、律法の一点一画も廃れない」と言われているから、と。
そして、「律法が廃棄された以上、律法の呪いも存在しない。それゆえ、我々はもはや裁かれることがない」と。
この理屈が正しいならば、
「キリストの贖罪を信じなくても救われる」ということになります。
フルプレテリズムの中から必ずこのように言う人間が出てくるでしょう。
というのも、サタンの狙いはここにあるからです。
つまり、サタンとは、「イエスによらない救い」を提供しようとしているのです。
外面上はキリスト教の形を取っているが、実際は、「キリスト以外の道を提示する」、これが、異端の特徴です。
フルプレテリズムは、再建主義と同時に蒔かれた毒麦の種です。
フルプレテリストは、これから、この種を成長させていくでしょう。
そして、毒麦が成長した時に、毒麦と一緒に刈り取られ、永遠の炎の中に投げ込まれるでしょう。
2004年2月28日
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