救世軍山谷大尉の再建主義論に反論する10
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1.普通選挙によって選出された代議員で構成される議会制民主主義政体
聖書は普通選挙を支持しないということであれば、聖書を規範とした政治形態は、王制ということになるのではありませんか?
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普通選挙とは「身分・教養・財産などによって制限を設けず、一定の年齢に達した者全員が平等に選挙権・被選挙権を有する制度」のことです(『大辞林』)。
聖書的キリスト教を国民が「喜んで」受け入れ、神と国民契約を結んだ社会において、統治者を選ぶ人々を制限せずに、ある一定の年齢に達した者全員に平等に選挙権、被選挙権を与えると、「聖書に基づく政体」が容易に崩れます。
聖書は、堕落前のアダムに「地を従えよ」と言われ、堕落した人々が滅んだ後に生き残った義人ノアに被造物統治の使命を与えられ、クリスチャンを「王(=統治者)」と呼んでいる以上、「聖書の神と聖書が最高権威であることを信じ、聖書に啓示された神の御心に従うと表明した人々」だけに選挙権と被選挙権を与えるべきです。
<Y>
聖書が普通選挙や代議制民主主義を支持していないのであれば、普通選挙や代議制民主主義は、神から離れた「自律的原理」ということになります。そうしますと、これは、世俗主義国家の原理ということになります。
アメリカは、憲法において代議制民主主義に基を置いているのですから、その意味で、世俗主義国家なのではありませんか?
<T>
民主主義は、聖書という超越的な規範がなく、民意が最高権威ということになるので、自立的原理であり、民主主義国家は世俗主義国家です。
アメリカは、世俗主義国家として始まりました。
http://www.millnm.net/qanda2/73FBnVYg4FxW664950.htm
2004年1月6日
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