我々は完全な勝利者である

 

正統と異端を見分けるポイントの一つは、「それを信じることによって、人生に対する建設的な姿勢が生まれるか?」ということにある。

建設的な姿勢が生まれないならば、それは、明らかにサタンからのものである。

サタンは、我々の人生に対して責任などまったく感じていないから、サタンの教えの特徴は「無責任」である。

それを信じた人が、無為徒食の生活を送るようになっても、他人に迷惑をかけても、生きる気力を失っても、サタンはまったく気にしていない。いや、むしろそれを喜んでいる。

「この世界は偶然に出来た。普遍的な法は存在せず、自分の行為の結果に報いも刑罰も存在せず、人生に意味はない。」という結論を導き出さざるを得ない進化論は、明らかにサタンに由来する。

また、「この歴史は、悪の勢力の増大に終わる。善の勢力は最後に悪によって打ち負かされる運命にある。」というプレ・ミレの教えも、サタンに由来する。

もしあなたが、建設的な生き方を阻害し、虚無的に生きることを奨励するような教えを信じているならば、すぐさまそれを捨てて欲しい。

正しい教えは、人にやる気を起こし、人生を建設的な働きに向かわせ、困難に耐え、仕事を最後まで成し遂げるための力を与えてくれるはずである。

悲観的なもの、否定的なもの、自虐的なもの、やる気を奪うものは、すべて闇の世界から来る。

サタンは、我々がこのような否定的な感情を持ったり、否定的な言葉を発する時をてぐすね引いて待っているのである。否定的な言葉が口から出たら、すぐに誘惑の思想を送ってくる。

それに乗ってしまうと、否定的な、堕落した思いに占領され、最後には、自殺志願者にまで貶められる。

進化論やプレ・ミレを信じている現代のクリスチャンに警告したい。

これらは、たかだか150年くらいの歴史しかない新興思想であり、歴史的なキリスト教の教えではない。

すぐさまこれらの思想から離れて欲しい。

我々には、復活の主がいらっしゃる。

主は、人類の最大の敵である「死」にすら打ち勝たれたのである。

だから、我々には敵はいないのである。

我々が、否定的な思想を持つ理由はまったくない。

主にあって、我々は完全な勝利者である。

「わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」 (ヨハネ16・33)


 

 

2003年08月16日

 

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