日本の知識人は陰謀者のいいカモである
昨日の「朝まで生テレビ」の「イラク攻撃への自衛隊派遣は是か非か」を見ていて思ったのは、これらの大学教授や評論家たちは、まったく事件の裏側を見ていないということだ。
「テロとの戦争に日本も参加するのは国際社会において義務である」というような発言を聞いて、「この人は本当に、国際社会対テロなどという対立構造があると信じているのか」と驚いた。
こんな番組を見ているよりも、巷に歩いているイスラム教徒やユダヤ人と話をしたほうがよっぽど為になる。
彼らは、アメリカの陰謀の仕組みを知っている。アメリカの敵対国として名指しされている人々は、アメリカがなぜ自分たちを敵視しているのか知っている。
日本の知識人は、なぜ事実を見ようとしないのか。
911事件が起こった直後に、すでにラムズフェルドはイラクを攻撃すべきだと言っていたのだ。
いや、ネオコンの連中は、「真珠湾攻撃のような国民にショックを与えるような事件が必要である」と大胆に公表していたのだ。
なぜ、このような情報を無視するのだろう。
「トンデモ陰謀論者」の汚名を着せられるのを恐れているからか?
事実を細部に渡って公平に見ることによって、裏の意図を読み取る人々に対して「トンデモ陰謀論者」のレッテルを貼るのは、陰謀の主役たちの常套手段なのだ。そんなことを恐れてはならない。
暗殺されるのを恐れているのか?
たしかに、影響力があるメディアで秘密組織について語れば命を失う危険もあるだろう。事実、911事件以降、核心部分の情報を握る人々が奇妙な死を遂げている。
この世界にサタンが働いており、サタンが我々の知恵をはるかに超えている以上、我々は「陰謀がない」などということはできないのである。
事実の片面しか見ようとしない日本の知識人は愚かである。そして、同じような情報しか考慮せずに国策を決定している政府も愚かである。
彼らは陰謀者のいいカモである。
2003年11月29日
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