愚か者と争うな

 

「知恵のある人が愚か者を訴えて争うと、愚か者は怒り、あざ笑い、休むことがない。」(箴言29・9)

愚か者とは、神の言葉に逆らって、自我を貫き通す者である。

その人に向かって、御言葉にしたがって訓戒しても、忠告しても、慰めの言葉を述べても、あざ笑われるだけである。

彼は、自分の意志を曲げない。自分の意見が絶対だと信じているから。

自分のやり方が一番であると信じ、それを貫こうとするから、誰も彼に忠告することができない。

彼に御言葉を投げても、向き直って襲い掛かられるだけである。

だから、彼を忠告するのを止めよう。

すべてを神の御手に委ねることだ。

そうすれば、神がもしかして彼を正してくれるかもしれない。


 

 

2003年10月15日

 

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