日本に関する仮説3

 


おそらく、世界の歴史は、神殿礼拝の順番どおりに進展しているのだろう。

神殿は、東に門があり、西に至聖所があった。
礼拝者は、東から西に向かって神に接近した。

日本を理想郷としたユダヤ人の「ジパング伝説」が「新しいエデン」「千年王国」を目指す運動と関係があるならば、おそらく、ユダヤ人コロンブスが西回りで日本に行こうとしたのには、神学的な意味があったのだろう。

つまり、日本を至聖所として、そこに、神殿礼拝の順序と同様に「東から西に」入ろうとしたのであろう。

しかし、コロンブスは至聖所には入れなかった。

彼は、聖所に入ったのである。アメリカは、聖所である。

アメリカは、新世界、新天新地として世界の人々が目指した場所となった。そこにおいてキリスト教文化は栄え、多くの宣教師がそこから世界中に派遣された。科学技術が発達し、芸術も発達した。日本が「古いエデン」であるならば、アメリカは「新しいエデン」である。

人類は、至聖所に入る前に、聖所に入らなければならなかった。神は日本に到達する前にまずアメリカを建国された。

日本を2度の開国に導いたのは、アメリカ人(ペリー、マッカーサー)(*)である。これは、コロンブスの試みの延長なのである(ペリーもマッカーサーも本人たちは知らずに行動していたのであるが)。つまり、人類の夢「新天新地」「千年王国」は、すなわち、「至聖所に入ること」を意味し、それは、聖所に入った人々によって実現するのである。

出エジプトの民は、ヨルダン川を東から西に渡ってカナン(エデン)に入った。

日本の開国が東側からであったというのには意味があると考えるのである。




識者の検証をお願いする。



(*)
ロスチャイルド財閥の代表者でドイツ系ユダヤ人実業家オーグスト・ベルモント(1816〜1890)が、ペリー提督の娘と結婚したので、ペリーはユダヤ人である可能性は高い。マッカーサーもそうだと聞いたことがある。


 

 

2003年07月09日

 

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