路上タバコ規制に2億円もかけるな

 


TVで、歩きタバコを規制する条例を施行した千代田区がこの経費に2億円ほどの予算を計上していると報道されていた。

路上タバコを吸う人を見つけるために、3人の区職員が路上を歩き回って喫煙者を発見したら過料として2000円を徴収していた。

こんなことに大の大人3人を取り組ませている区の感覚は異常である。

この程度の微罪に2億円も税金を使うとは明らかに気が狂っている。

路上タバコは、個人的なモラルの問題であって、強制力を行使すべき問題ではない。

それとも、直接に人にそれほど大きな害を与えたのだろうか。火災が発生したとか、人に害があったということがあったのか?

刑罰は、それに見合う犯罪と被害がなければならないのではないか。

2億円使うならば、2億円かそれ以上の被害があってからの話だ。

税金がそれを収めている住民のために有効に使われるべきという大原則が破られているから、いくら税金を納めても、暮らしがよくならないのだ。

都庁や文京区の庁舎を見たことがあるだろうか。バブルの時だったとはいえ、仕事の内容とはまったく不釣合いな豪華庁舎だ。

コスト感覚が欠けている役人には、これ以上我々の血税を任せられない。声をあげるべき時ではないか?

 

 

2003年11月26日

 

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