死刑絶対反対論者は殺人犯の犯行内容を見ているのか?


アムネスティが死刑反対声明を発表した。


死刑の執行に抗議します。

 本日、死刑確定者の日高広明さん(広島拘置所)、福岡道雄さん(大阪拘置所)、秋山芳光さん(東京拘置所)、藤波芳夫さん(東京拘置所)に対して死刑が執行されました。私たちはこの執行に対して強く抗議します。本日の死刑執行は、国会閉会中を選んで行われました。また、今回の死刑の執行についても、本人や家族を含め誰にも事前の予告はなく、突然に行われました。
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=237

ここで死刑囚に「さん付け」しているが、その犯行内容を承知した上でなのだろうか。承知した上でなら、相当アムネスティは腐っていると言える。

この中の「日高広明さん」の最後の犠牲者の殺害内容を見よ。

9月13日午後10時ころ、日高は以前、何度か遊んだことのある女性の通称・アイちゃんに声をかけた。停車したタクシーの中で10分ほど話したあと、日高は缶ビールを買いに外に出た。戻ってみるとアイちゃんの姿はなかった。
アイちゃんの本名はロマンス洋子(32歳)といった。福岡県の中学を卒業後、ガソリンスタンドやスナックで働くなど、職を転々としたあと結婚し、2人の娘を生んだ。その後、離婚し、娘2人を連れて広島市に移り住んだ。事件の2年前にナイジェリア人の男性と結婚してからは夫の姓である「ロマンス」を名乗っていた。事件当時は別居しており、夫から経済的な援助を受けることなく、2人の娘とマンションで暮らしていた。
翌14日午前0時すぎ、一軒のホテルの前で再びアイちゃんに出くわした。
「アイちゃん、4万円出すけえ、これを最後の仕事にせんね」
容姿端麗のアイちゃんは相場(1万5000〜2万円)の倍以上の金額に承諾した。
「今夜はちっと遠くへ行ってやろうか」
日高はタクシーを走らせ、途中でコンビニに寄り、アイちゃんに缶ビールとツマミを買わせ、そのまま郊外のホテルへ行き、セックスした。
日高はホテルを出ると後部座席にアイちゃんを乗せ、広島市の西、廿日市(はつかいち)市の方向へタクシーを走らせた。
午前2時、日高はいつものようにひと気のない田舎道でタクシーを停め、ヘッドライトを消した。これまでの殺害方法と同じように、タクシーの故障を装った。
「足元のシートをめくってくれんね」
日高はかがみ込むアイちゃんを見ながら、ネクタイをスルスルと解いた。すると、アイちゃんが顔を上げた。
「なんか怖い」
日高は作り笑いで、ネクタイを座席に掛けた。
「なに言うとるの」
「悪いけど、一人で帰る」
アイちゃんはドアを開け、外に出て速足で歩き始めた。
日高は慌てた。警察に駆け込まれたらお終いだ。タクシーを走らせ、徐行しながらアイちゃんの横につけると、窓を開けて声をかけた。
「ちゃんと送るけえ、乗らんね」
アイちゃんはショルダーバッグから4枚の一万円札をつかんでタクシーの中に投げ入れた。
「もう、お金はいらんから!」
叫ぶように言うと駆け出した。
日高はアクセルを踏み込んでスピードを上げ、アイちゃんの前に回り込んで停車させて、外に出た。立ちすくむアイちゃんの襟首をつかむと持っていたナイフを首に当てた。
「戻れよ」
後部座席に連れ込むと、日高は右拳でアイちゃんの顔面を思いっきり殴った。鼻血が吹き出し、唇が切れた。10発近く殴ると失神した。さらに、ネクタイで首を絞め上げた。
その後、10分ほどタクシーを走らせ、広島県湯来町の旧国道わきの斜面にアイちゃんを遺棄した。このとき、アイちゃんのバッグから1万6000円を奪った。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/hirosima.htm

アムネスティはこんな人間の処刑にも反対するのか。

自分に危害を加えたわけでもない女性の顔を10発もなぐり、ナイフをつきつけ、首を絞めて殺す。

このような身勝手な動機から他人の命を奪うような連中を弁護する人間は、その人間と同罪である。

殺人者を弁護する団体は殺人の団体である。

これ以上、死刑絶対反対の立場を貫くならば、アムネスティを社会秩序を乱す極悪の団体であると断定せざるを得ない。

 

 

2006年12月28日

 

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