「実体」経済は死につつある by アーロン・タスク


「実体」経済は死につつある:第4四半期は「血で血を洗う修羅場となるだろう」とウェイレンは語る。

期待以上だったISMサービス部門の報告のおかげで、株は週明けに反発するだろうと予測された。

しかし、Institutional Risk Analyticsの理事クリストファー・ウェイレンは、これは必ずしも正しい指標といえないという。

ウェイレンによれば、ほとんどの専門家は、株式市場における株価の堅調な推移を見て、間違った結論を出していると指摘する。


「なぜ流動性が金融部門において高いかと言えば、それは、実体経済が死につつあり、現在のところ株が流動性が高いので、株式市場に資金が集まっているのだ。これは悪い兆候だ。」

銀行部門の資産は、2009年の前半に、1四半期につき3000億ドルも縮小した。これは、将来においてさらに損失が生じることを予期して、現金を貯め込んでいるからだ。

「信用不安により、実体経済は縮小している。」

 

 

2009年10月6日

 

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