石油国の指導者はなぜアメリカにたてつくのか?


世界では不思議なことが起きる。

普通、人間は強い相手がいて、どうしても抵抗できないと分かれば黙る。徳川幕府が300年の天下統一を成し遂げられたのは、圧倒的な軍事的力があったからだ。

もし幕府が弱ければ、各地で内乱が起きただろう。

しかし、世界の現状を見て欲しい。

アメリカが圧倒的な武力でイラクを制圧し、大統領を廃位させ、そして、処刑した。

その状況をはっきりと見、アメリカ軍の威力を見て、なおかつイランの大統領アーマディネジャッドは反旗を翻し、大量破壊兵器をちらつかせ、アメリカを挑発している。

ベネズエラのチャベス大統領も、独裁を強化し、アメリカを挑発している。

どちらも石油の豊かな国だ。

どう思われるだろうか?

なぜこんなバカなことをしているのだろうか?

もちろん、これは茶番だ。石油の独占を狙う人々の操り人形に過ぎない。

アメリカ、正確に言えば、その背後でアメリカを利用している人々が、反逆者、ならず者を必要としているからだ。

日本の戦前の状況を見て欲しい。

政府のアメリカとの和解の努力に反して、松岡は三国同盟を結び、日本を世界から孤立させ、対米開戦に持っていった。

偽文書を作ってですら日本のドイツ寄りを阻止しようとした人々の制止を振り切った。
http://tech.heteml.jp/2006/07/post_639.html

なぜ自殺したがるのか?

なぜ勝てない喧嘩をしようとするのか?

陰謀論を抜きにして世界政治を語ることができるだろうか?

 

 

2007年12月24日

 

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