同志よ、現われよ!


越智 道雄という人が書いた『核戦争を待望する人びと―聖書根本主義派潜入記』(朝日選書)のamazon.co.jpの紹介文に次のように書いてあった。

「聖書の説くこの世の終末(ハルマゲドン)、キリストの再臨は、核戦争でしか可能にならない―とする右翼キリスト教派・聖書根本主義派は、現代アメリカの大衆はもとより政界にも少なからぬ影響力を持っている。恐るべきハルマゲドン幻想に踊り、その舞台となるイスラエル支援に熱中する人びとの生態をビビッドに描く。」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022594861/249-9164941-7618740


「聖書の説くこの世の終末(ハルマゲドン)、キリストの再臨は、核戦争でしか可能にならない―とする右翼キリスト教派・聖書根本主義派」

とあるが、「右翼キリスト教派」の前に「一部の」と入れていただきたい。

(それから、細かいことを言えば、「右翼キリスト教派」ではなく、「宗教右派」、「聖書根本主義派」ではなく、「キリスト教根本主義派」である。)

宗教右派の全員がこのようなカルト終末論を信じているわけではない。

今のアメリカ宗教事情に関する解説本のデタラメぶりは、目を覆いたくなるばかりだが、このようなデタラメによって、実際に、真面目なクリスチャンが被害を被っている。彼らの立場を擁護するためにも、この道について知識のある人々は、きちんと神学に関して素人の人々に分かりやすく説明して欲しい。

このHPでは、かなり何度もこの事情について説明してきた。

しかし、大手マスコミや、このような大手出版社の宣伝能力は私の弁舌をはるかに超えて強力である。

このまま、聖書信仰に対する誤解が広がるのを黙認することができるだろうか。

願わくば、私とともに立ち上がって、本当の正統的なキリスト教を伝えてくれる人が起こされるように。

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ミレニアムHPの訪問者及びミレニアム通信受信者の皆様へ

ご存知のとおり、聖書に忠実な立場が、プレ・ミレ狂信的終末論の信奉者と混同されて、ひどく卑しめられています。

この誤解を解くために私は各マスコミにメールを発信しております。

しかし、今、このような誤解からキリスト教を守るために闘っている人は私を除いてほとんどおりません。

なぜならば、今日の牧師や伝道師、神学校教師の大多数はプレ・ミレを信じており、ブッシュ大統領及びアメリカの根本主義者と同じ立場に立っているため、批判する資格がないからです。

このような働きを実行するためには、プレ・ミレとは異なる立場であるポスト・ミレ論者である必要があります。

しかし、まだポスト・ミレに立つ人の数は非常に限られており、その結果、私が孤軍奮闘せざるを得ない状況なのです。

皆様のご協力がどうしても必要でございます。

今、私と私のミニストリに対する攻撃は激しく、内職でやっている翻訳において、完全な言いがかりをつけて、賃金を1か月分支払い拒否する会社が現われ、非常に困っております。

このミニストリに賛同してくださり、今マスコミが垂れ流している誤解を正すには、皆様の経済的なご助力が必要でございます。

なんとか、8日までに数万円必要でございます。ご助力をまことに感謝申し上げます。

 

 

2004年12月6日

 

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