音楽も改革すべき
現代の教会に表れた「新しい賛美」と言われるものは、主に3つの欠陥があると思います。
(1)人間中心
「私は神に愛されている」というテーマそのものが人間崇拝・偶像礼拝の臭いがします。
自分の幸せのために神を利用している。
(2)ニューエイジ
霊的パワーと呼ばれ、集会で人々を圧倒する霊の作用などは、雑誌「ムー」に出てくるようなピラミッドパワーのようなものと同類と思います。
(3)文化逃避的
クリスチャンは世界の王であり、世界を積極的に統治していかねばならないという「地を従えよ」(創世記1・28)の御言葉からかけ離れた神学であるディスペンセーショナリズムが福音的教会を支配しているため、教会に「逃避的」「退廃的」「臆病的」なムードが蔓延しており、ゴスペルミュージックがそのムードを反映している。
私は教会の礼拝のなかでこのような音楽を使用することは間違いであると思います。
どうせ歌うなら、歴史的な詩篇歌を歌うべきだと思います。
教会から人間的な要素を払拭するには、音楽も改革すべきと思います。
2008年5月6日
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