顧客の立場を考えない商売の行く末
石油の値段が上がっている。
上げている人々は、顧客の立場を考えない商売が常に自分の首を絞めるということに気づいていない。
ガソリン180円になってどうなったか。
ますます石油離れが加速した。
ハイブリッド車が本格的に売れ始めた。電気自動車も発売されるという。
この分野でリードしている日本の時代だ。
世界中の自動車が電気自動車などに変わったら石油の需要は落ちて、価格が下がるだろう。
結局、石油の時代は終わる。
私は、遠からず一家に一台核融合発電機が備え付けられ、電力会社がいらなくなる時代がくると思っている。そうなれば、今の産油国の繁栄は文字通り砂上の楼閣と化すだろう。
独占を根拠とした価格の異常な高騰は、結局人々を代替商品の開発へと向かわせ、自分を滅ぼすことになるのだ。
2009年7月27日
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