早朝の散歩をしていると、明けの明星が輝いているのを見ることがある。
大きな星だ。
聖書において、サタンは、「明けの明星」と呼ばれている。
暁の子、明けの明星よ。どうしてあなたは天から落ちたのか。国々を打ち破った者よ。どうしてあなたは地に切り倒されたのか。(イザヤ14・12)
たしかに明けの明星は明るい星である。
だから、人々はその美しさと栄光に幻惑される。
しかし、太陽と比べてほしい。
まったく取るに足りない。
聖書において、キリストは太陽にたとえられている。
すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。 (ヨハネ1・9)
初代キリスト教において、キリストは「太陽の背後にいる太陽」「霊的太陽」と呼ばれていた。
(Jesus Christ, sun of God: ancient cosmology and early Christian symbolism By David R. Fideler, p. 271)
聖書は、このようなたとえを通じて、キリストの力がサタンのそれに比べて圧倒的に強いことを示している。
どんなに世界にサタンの力が働いていようと、それは明けの明星程度の力しかない。
太陽が現れれば明けの明星など消えてしまう。
世界の王はキリストであり、サタンではない。
キリストを信じるときに、我々はサタンを追い出すことができる。
キリストという太陽を昇らせよう!
そうすれば世界の闇は消えてしまう。
闇を支配するサタンは明けの明星のごとくぼやけて薄れて、ついに消えてしまう。
太陽が現れるように祈りましょう!
そして、この闇の支配が一日も早く終わるように!