ゲイリー・ノースとフォーク音楽とリンダ・ロンシュタット


http://www.lewrockwell.com/north/north318.html

ノースは、1967年夏に、新しく家を買った友人スティーブの自宅に招待され、意外な人物と対面する。

「私が家に着くと、2人の客がすでにそこにいた。スティーブのパートナーであるトムとトムのガールフレンドであった。

彼女はすごい美人だった。今まで見たことがないほど大きな目をしていた。鼻は上を向いており、前髪が長かった。どこかで見たような顔だった。

スティーブが私を紹介してくれた。まず初対面のトムに。そして、次にリンダに。

リンダ・・・・リンダ。あっつ! どこで見たか思い出した。

私は当時アルバイトでディスクジョッキーをやっていた。担当は、フォークやブルーグラス、カントリー。ブルーグラスやカントリーは、少なくとも、1967年のカリフォルニアのFMラジオではマイナーな音楽だった。

『あなたは、ストーン・ポニーのメンバーですよね?』

彼女はうなずいた。

『苗字を忘れてしまったんですが。』と言うと、『ロンシュタットです。』と答えた。

そのころ、ストーン・ポニーは2枚のアルバムを出していたが、その年の前半にリリースされていた一枚目しか見たことがなかった。

当時、彼女は正式にはリンダ・マリー・ロンシュタットという名前だった。グループの中心メンバーとして活躍していた。

彼女の声は、今と同様に、すばらしかった。アルバムのカバーでは彼女は真中にいた。写真うつりがよかったからだ。実物のクローズアップはさらに美しかったが。

スティーブと彼の妻、トム、リンダ、そして私はその日ビーチに行った。その晩、私たちは地元のコーヒーショップに行き、・・・スティーブがその夜のメインとして演奏した。・・・」

 

 

2004年11月3日

 

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