なおも繰り返される再建主義に対する誤解に基づく批判
再建主義はアメリカにおいてオーバンアベニュー神学という別名をもって浸透しようとしています。
再建主義は、旧約聖書の律法の司法部分(罰則規定(石打などの死刑を当然含む)の部分)を現在にもそのまま適用させようとする立場ですから、ガラテヤ人への手紙や、ヘブル人、ローマ人への手紙(特に7章)に合致しないのは目に見えているので、長老派の本家のスコットランドでは異端宣告がなされています。
http://wiki.livedoor.jp/fundamentalism/comment/%BA%C6%B7%FA%BC%E7%B5%C1%A4%CB%A4%C4%A4%A4%A4%C6
律法のさばき(司法の規定(たとえば石打刑など))を現代に復活させようと考えている再建主義が、一方で、儀式律法を守ろうとしない(たとえばメシアニックジューやセブンズディアドベンチストのような、どちらかというとキリスト教の範疇に入れる人の多い(意見は分かれているが)団体が儀式律法を守り、逆に司法律法はそれほど重視していないのと比べても、いろいろと考えるところの多い再建主義と言う考え方なのである。
祭司職が変われば、律法も必ず変わらなければなりませんが、(ヘブル7・12)
2009年11月25日
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