家と契約2
(1)
友人のK氏のもとに、ある霊媒体質の女性が来た。
彼女は、その人しか知らない事実をずばずば言い当てることができた。
私も自分しか知らないことをその場所と語った言葉を一つ一つはっきりと言われたことがある。
彼女は、本当のクリスチャンではなかった。一時教会に参加していたが、あとでイスラム教徒と結婚してイスラム教徒になった。
彼女は、自分の体を指して、「あ、霊が今移動してこっち側に移動した」といった。
彼女の体は、悪霊の棲家となっていた。
いろんな霊が入っては出て行く。
そのたびに様々な預言をした。
彼女があまりにも超自然的な力を発揮するので、信用した人がいた。
すると、その人のことについてとんでもない預言をした。その人は大きく傷ついた。
霊媒を信じて気を許すと変な考えを吹き込まれ、ダメージを受ける。
悪霊は信用させたがっている。だから、ある程度まで有益な知識を与えるが、つぼにはまったと見るや、その人をコントロールしようとする。
だから、細木数子のような霊媒師を使用してついていくと、ろくなことにないのだ。
最後は滅びにもっていかれる。占い師で人気のある人ほど道徳的なことを言う。人をはっとさせるような的確な助言をする。
しかし、そのようなアドバイスを聞くことは、地獄への一里塚だ。
最後には奴隷にされる。占いを信じる人は、いずれ奴隷にされてむしりとられる。
女性の霊媒師のほうが数が多いのは、おそらく女性の体が男性のよりも家としての機能を多く持っているからだろう。
子供が宿る家である。だから、霊も侵入しやすいのだろう。
姦淫の女は、様々な男性と寝るので、それだけ多くの人と契約を結ぶことになる。契約を結ぶということは、その相手に入っている霊に自分の家を開放することを意味する。
だから、それだけいろんな霊の棲家となる確率が高まる。
あの女性も身持ちが悪く、結婚離婚を繰り返していた。
姦淫をすればするほど、人間の霊的な塀や城壁が破壊され、様々な霊の出入りが激しくなる。
聖書において、神殿や幕屋は塀に囲まれていた。エデンの園は、城壁で囲まれていた。
新エルサレムの城壁は65mある。契約の人間は自由に入ることができるが、そうではない人間はけっして入れない。
しかし、すべて汚れた者や、憎むべきことと偽りとを行なう者は、決して都にはいれない。小羊のいのちの書に名が書いてある者だけが、はいることができる。(黙示録21・27)
私が書いたことのほんとうの意味は、もし、兄弟と呼ばれる者で、しかも不品行な者、貪欲な者、偶像を礼拝する者、人をそしる者、酒に酔う者、略奪する者がいたなら、そのような者とはつきあってはいけない、いっしょに食事をしてもいけない、ということです。(1コリント5・11)
わたしは、愛する者をしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって、悔い改めなさい。
見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところにはいって、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。(黙示録3・19−20)
2010年2月18日
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