高ぶりは破滅に先立つ


1990年代半ばに、ある塾の面接に行ったときに、塾長が、こう言っておられた。

「昔、渋谷は狸が出るような町だった。
しかし、今や、もう目を背けたくなるような傍若無人の若者の群れで溢れている。」

私も当時の渋谷の町に大きな傲慢を感じました。
バブルの中で拝金主義にはまった日本人は高ぶっていた。

ファンの方には申し訳ないのだが、私は、当時はやっていた小室ファミリーというのには違和感を感じていた。

あるバンドは、「これは日本人なのか?こんな人たち見たことないよ」と思った。

何か、正常な世界とは違うところにいる異次元のものに感じた。

神は人間を甘やかされない。

人間は蒔いた種を刈り取る。

高ぶった頭は必ず低められる。

神が提供されたものを、「それは間違いですよ。」と言ってきたのが近代。

神の法を、野蛮だなどと平気で言える。

恐ろしいことです。


高ぶりは破滅に先立つ

 

 

2008年11月1日

 

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