政治家は時流を読め
民主党が「生活第一」をうたっているが、まるでわかっていない。
なぜ庶民の生活が苦しいのか?これだけ働いて、しかも手元に残るお金が少なくなっているのはなぜか?
政府が生活の心配をしているからだ。
政府が庶民の生活の心配をすればするほど税金を取るようになり、それに伴って無駄な制度や金食い虫がわんさか集まってくる。
正直、今政治をやっている議員たちは、こういった既得権益が固定されたおいしい体制に群がる寄生虫であり、これから政治をやろうとしている人々は、こういった体制の分け前にありつこうとしている新しい寄生虫に過ぎない。
だから、いまや政治はショーなのだ。既得権益で潤っている人々が、潤いを与えてくれる現在の体制を変えたいと思うわけがないじゃないか。なかなか矛盾した体制が変わらないのは、彼らが「変えたくない」からにほかならない。
古来、既得権益が固定され、矛盾が庶民の生活を圧迫し、どうしようもなくなると革命が起こる。
革命が起きるまで気づかない政治家は、馬鹿である。
政治センスが欠如し、情勢を見抜けず、未来を予測できない政治家はまっさきにギロチンにかけられる。
人々は、着実に福祉国家を捨てつつある。
国が国民の面倒を見るとうたう福祉国家、社会主義体制は、実は国民の金を集めてネコババしようと考えている人々のための詐欺の体制でしかない、ということに気づきつつある。
社会主義の夢を説き続ける政治家がどんどんとふり落とされる時代に入りつつある。
時流を読めないと、元も子もなくなるだろう。
2007年7月18日
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