マイナス思考に導く陰謀論にご注意


> いつもありがとうございます。
> 終末論、陰謀説が悪魔の関与があるような気がしてきました。
> またICFの話題になりますが、見るのよめようと思うがつい
> つい・・・インターネットの世界もいい面わるい面がいっぱい
> ですね。
> つのぶえはやっぱりやばいと思いました。

(1)
陰謀説を扱う際に注意しなければならないのは、けっして「サタンは強い」と述べてはならない、ということです。

陰謀の力を見せ付けて、「だから私は強いのだ。誰も私の計画をとどめることのできるものはいない」と宣言するのはサタンです。

それゆえ、陰謀を紹介して、キリストの側に勝利がある、と結論するのでなければ、それは、「サタンを礼拝せよ」と言っているのと同じことになります。

今日ほとんどのクリスチャンの陰謀研究家の本がサタン的であるのはこの理由からです。

(2)
たとえサタンの側の最終勝利を主張しなくても、「再臨のキリスト」だけを勝利者とし、クリスチャンを勝利者としない陰謀論も、サタン礼拝です。

なぜならば、「再臨のキリストは勝利するが、クリスチャンは歴史において負ける」と主張すれば、それは、立派な「不信仰」だからです。

このような陰謀論や終末論は、実質的に、クリスチャンに「できない」「努力しても無駄だ」という諦めを与えるものであり、マイナス思考に導くものは「復活の信仰」に逆らうので、サタンの創作です。

陰謀論は、あくまでも敵の作戦を知って、クリスチャンが勝利するために紹介しなければなりません。

敵の力を大きく見せて、クリスチャンに自信をなくさせ、ただキリストを待望させるものになるならば、有害な情報になります。

イエスは、「元気を出せ。私はすでに世に勝ったのだから。」と言われました。

最近、かなり詳しい終末論研究の本が出たそうですが、やはりプレ・ミレに立っています。

ハル・リンゼイやティム・ラヘイなどを批判しているのは一歩前進していますが、プレ・ミレ自体を否定していないのは間違いです。

教会が一日も早くプレ・ミレを捨てて、正しい信仰に帰ることを祈ります。

 

 

2004年4月28日

 

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