なぜ10%以上の税金はことごとく「利権」なのか?


前の掲示「10%以上の税金はことごとく「利権」である」に対して反発が予想以上にあったので、なぜ国家が10%以上税金を取ってはならないか、理由を聖書から明示する。

イスラエルは、神の直接支配を嫌い、王を立てることを神に求めた。それに対する神の御言葉は、「王は十分の一を取る」という警告だった。


あなたがたを治める王の権利はこうだ。王はあなたがたの息子をとり、彼らを自分の戦車や馬に乗せ、自分の戦車の前を走らせる。 (1)
自分のために彼らを千人隊の長、五十人隊の長として、自分の耕地を耕させ、自分の刈り入れに従事させ、武具や、戦車の部品を作らせる。
あなたがたの娘をとり、香料作りとし、料理女とし、パン焼き女とする。 (2)
あなたがたの畑や、ぶどう畑や、オリーブ畑の良い所を取り上げて、自分の家来たちに与える。 (3)
あなたがたの穀物とぶどうの十分の一を取り、それを自分の宦官や家来たちに与える。 (3)
あなたがたの奴隷や、女奴隷、それに最もすぐれた若者や、ろばを取り、自分の仕事をさせる。 (2)
あなたがたの羊の群れの十分の一を取り、あなたがたは王の奴隷となる。 (3)
その日になって、あなたがたが、自分たちに選んだ王ゆえに、助けを求めて叫んでも、その日、主はあなたがたに答えてくださらない。(1サムエル8・11-18)

ここで言われていることは、神による直接支配を嫌うならば、国による奴隷制が来るということだ。

(1)徴兵
(2)強制労働
(3)十分の一の強制徴税

聖書において、十分の一以上の税は、奴隷制の要素の一つである。

あなたがたの羊の群れの十分の一を取り、あなたがたは王の奴隷となる。

聖書は、はっきりと、「十分の一を国に取られる人は国の奴隷である」と宣言している。

十分の一以上の税金は、国による搾取であり、それは国の為政者の利権であって、正当な収入ではない。

そうじゃないという人は、これに対してどう反論できるだろうか。

このHPでは、聖書が主張していないことを言い、私の「自説」を発表することなど少しも考えていない。

私は、聖書以外の教えを伝える意思はまったくないから反論するなら、「聖書から」反論したまえ。

 

 

2008年4月5日

 

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