『バブルへGO!』という映画を見たが大変面白かった。
http://www.go-bubble.com/index.html
「2007年3月、800兆円の借金を抱え破綻の危機に瀕した日本経済。財務官僚の下川路功は諸悪の根元を、1990年に大蔵省から通達された総量規制の行政指導をきっかけとするバブル崩壊にあると考え、タイムマシンで歴史を遡りバブル崩壊を阻止しようと計画する。」(Wikipedia)
バブル創造とその崩壊は、人為的意図的である。これは、日本に対するアメリカの侵略行為そのものであった。
実は、そのアメリカも、これと同じ攻撃を20世紀初頭にしかけられていた。
経済の安定化という目的で1913年に設立されたFRB(連邦準備銀行)のもとで大恐慌が起こった。
大恐慌の16ヶ月前にFRBは通貨の供給量を62%増やした。
溢れたお金で人々は借金をしてまで投資に走り、バブルが到来した。
その後FRBは通貨量を激減させ、それにより人々は株式、債権、家、預金口座など担保に入れたものをすべて失った。
我々はアメリカを敵として見るべきではなく、アメリカを20世紀初頭から支配してきたFRBに着目すべきである。そうしない限り、何も見えてこない。