ばら撒き政治は消えて欲しい
もううんざり。
今の国会を見ていて、今までのばら撒き政治に属する政治家の発言を聞いてこう思う。
私と同様、国民も同じように感じているのではないだろうか?
「地方は今元気がないんです。元気をつけるためには公共事業が必要なんです。総理、なんとかしてください。」
公共事業費を増やすためには、税金が必要だ。税金を上げろ。消費税を上げろ。・・・
自分で言っていて気持ち悪くならないかね。
地方が元気がない?
元気をつけるために、いろんな工夫をして産業を興し、魅力ある町づくりをして人を呼び込むように努力すればいいじゃないか。
「私の会社は元気がないんです。倒産しそうです。だから国が面倒みてください。」と言う会社があるだろうか。
たとえあったとしても、そんな人の金で元気になる会社が長生きするはずがない。
日本の会社で国債競争力がある会社は、自前の技術を開発して、努力してきた会社である。
政治家に頼ってきた業界は、自由化による海外からの攻撃にもろいことが明らかになっている。
地方を活発したいなら、政治に頼るな。公共事業に頼るな。自前で努力して人を呼び込める何かを作りだせ。
政治家に頼ろうとしている人はよく考えて欲しい。
口利きをしてもらって、公共事業を呼び込んでも、それは自分を殺すことだ、ということを。
健康な体にするには、運動して汗を流さないとだめだ。薬ばかり飲んでいて健康になんかなれない。
自分の体力をつけるのが基本だ。薬は自分の体力を回復するために一時的に用いる補助剤でしかない。
公共事業に頼る業界は、運動せずに薬に頼る患者のようなもの。
不健全だ。
社会主義国家が最後に滅んだように、国が与えてくれた事業に依存していると、国と一緒に滅んでしまう。
国会などで「地方の活性化のために公共事業を」などと言っている政治家はもう消えて欲しい。
有権者もそろそろ賢くなって、こんな人気取りどもを落選させよう。
2005年3月4日
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