アメリカ帝国が世界を支配してきた方法


以下の「エコノミック・ヒットマンが語るアメリカ帝国の秘史」はきわめて重要である。
http://video.google.co.jp/videoplay?docid=-6965766965810116122&hl=ja#

アメリカには、CIAより大きくCIAより秘密性が高いスパイ組織NSA(国家安全保障局)が存在するという。暗号解読を専門とすると説明されてきたが、電話の盗聴も行っていることが最近明らかになったという。

このゲスト ジョン・パーキンス氏は、かつてNSAに採用され、経済ヒットマンとして活動した経歴を持つ。NSAは、当時の氏の弱みであった金・女・権力に付け入り、組織の駒として使った。彼を国際コンサルタント会社に送り込み、その会社を通じてエクアドル政府の奴隷化のために働かせた。

NSAが民間企業の名で活動するのは、法的責任を回避するためだ。NSAと民間企業との間に直接のコネクションはない。

経済ヒットマンは、国際コンサルタントを装い、強引な手口で各国の指導者に米国企業に有利な政策を押し付けるために活動する。

貧しい国をだまし、返済できない額の借金をさせ、その国の政策を乗っ取る。

米国は、戦後、史上はじめて世界帝国を作った。

それは、これまでの帝国のように、軍事力によるのではなく、経済操作によって実現した。

国際企業が欲しがる資源を持つ第3世界の国々をターゲットに、米国政府は、経済ヒットマン送り込み、その国を管理下におく。

世界銀行などから巨額の融資を受けさせる。金を受け取るのはその国の企業ではなく、米国企業である。

電力網やハイウェイ、工業団地など、その国の富裕層にとってはありがたいものであるが、貧困層には恩恵がまるでない分野に投資させる。

恩恵がないのに借金だけが残る。

返済できない借金を負わせたら、ヒットマンが戻ってきて、指導者たちにこういう。

「もし金が返せないなら、お前の尻の肉1ポンドで支払え」と(まさに、ユダヤ商人そのもののやり口)。

それでも言うことをきかない場合には、「ジャッカル」が登場する。

ジャッカルとは、政府を転覆させ、指導者を暗殺する部隊だ。

彼らも政府職員ではなく、民間企業の一員として活動する。

小渕首相の暗殺と、その後の小泉の登場は、このジャッカルの仕業ではないだろうか。

ぜひビデオを見て欲しい。

 

 

20010年1月12日

 

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