経済学の素人に主導されてきた経済政策
ゲイリー・ノースによると、今世界を支配するケインズ経済学の祖は、経済学の専門家ではなく、数学者であった。
しかも、数学においてすら修士号も博士号も持っていなかった。
学問の世界においては、経済学の専門家として通用しない人の理論が今世界の経済を動かしているというのは非常に驚きである。
また、今世界の政治家に大きな影響を及ぼしたニューディール政策の主役であるルーズベルトも、経済に詳しくなかった。
「救い主は国である」という考えに基づく経済政策は、その初期において、実は、経済の素人によって創始され主導されていた。
そして、その政策は、いまだに世界の一線で活用されている。
日本の民主党のばら撒きはまさにニューディールだ。
みんなそろそろ目を覚ますべき時だ。
2009年10月25日
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